
「もしかして自分、ワキガかも?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
ワキガは、医療用語では腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれます。
実は、自分では気づきにくい体臭のひとつで、周囲に指摘されて初めて気づくケースも少なくありません。
特に男性は、臭いに鈍感な方も多いため、知らないうちに気になっている可能性もあります。
今回は、ワキガ(腋臭症)の原因・セルフチェック・対策方法について解説します。
ワキガ(腋臭症)とは?
ワキガとは、脇から特有の臭いが発生する状態のことです。
汗は主に次の2種類の汗腺から分泌されています。
- エクリン腺:体温調節のための汗(ほぼ無臭)
- アポクリン腺:皮脂やタンパク質を含む汗
ワキガの原因となるのはアポクリン腺から出る汗です。
この汗が皮膚の常在菌によって分解されることで、特有の臭いが発生します。
日本人のワキガの割合
ワキガ体質の割合は人種によって異なります。
- 日本人:約10%
- 欧米人:約70~80%
- アフリカ系:約90%以上
日本ではワキガ体質の割合が比較的少ないため、体臭が目立ちやすく、気にされる方が多い傾向があります。
ワキガ(腋臭症)の主な原因
①遺伝
ワキガは遺伝的要素が強い体質です。
- 片親がワキガ → 約50%の確率
- 両親がワキガ → 約80%の確率
といわれています。
②性ホルモンの影響
アポクリン腺は性ホルモンの影響を受けて活発になります。
そのため、ワキガの臭いは思春期以降に強くなることが多いのが特徴です。
③生活習慣
次のような生活習慣も臭いを強くする要因になります。
- ストレス
- 喫煙
- 飲酒
- 高脂肪・高カロリーな食事
- 野菜不足
生活習慣の乱れは、体臭の原因になることがあります。
ワキガのセルフチェック
次の項目に当てはまるものが多い場合、ワキガ体質の可能性があります。
- 耳垢が湿っている(湿性耳垢)
- 脇汗で衣類が黄ばむ
- 肉や脂っこい食事が好き
- 体毛が濃い
- 家族にワキガの人がいる
※あくまで目安であり、診断ではありません。
ワキガの対策方法
脇を清潔に保つ
基本的ですが、脇を清潔にすることはとても重要です。
汗や皮脂、菌を減らすことで臭いを軽減できます。
制汗剤(デオドラント)
海外製の強力な制汗剤も人気です。
例えば塩化アルミニウムを含む制汗剤などは汗を抑える効果が期待できます。
医療機関での治療
臭いが気になる場合は、医療機関での治療も可能です。
主な治療方法には次のようなものがあります。
- ボツリヌストキシン注射(脇汗治療)
- ミラドライ(汗腺破壊治療)
- ワキガ手術(剪除法など)
症状の程度に合わせて治療を選ぶことができます。
ワキ脱毛
脇毛が多いと汗や菌がたまりやすくなります。
医療レーザー脱毛を行うことで、臭いの軽減につながることもあります。
最近では、脇脱毛をする男性も珍しくありません。
まとめ
ワキガは珍しい症状ではなく、体質のひとつです。
まずは
- 脇を清潔にする
- 食生活を見直す
- 制汗剤を使う
など、できることから始めてみましょう。
臭いが気になる場合は、美容クリニックでの治療という選択肢もあります。
無理に香水で隠すよりも、根本的な対策をすることが大切です。







